〜平常時から避難所までを一本でつなぐ新たな試み、
大学研究室開発のアプリによる避難誘導・炊飯実演・ハンドセラピー・電源不要ライブなど〜
金沢区自助連絡協議会(通称:自助カナ)は、2026年3月29日(日)に、災害時の避難行動を体験するイベント「自助リハ」を開催いたしました。
避難行動を義務的な「訓練」ではなく、日常の中で楽しみながら主体的に参加する「リハーサル」として位置付けている「自助リハ」。
防災時に役立つヒントと遊び心が同時に詰まったワークショップや参加者同士の自然な交流を後押しする企画を通じて、身近な“つながり”を育むことを目指しています。
第2回目となる今回は、「平常時」から「発災・避難」、そして「避難所での生活」まで、被災時の一連の流れを3つのフェーズに分けて時系列で体験するプログラムを展開しました。
避難時のみの行動を確認する従来の避難訓練の前提を問い直し、日常の備えから緊急時の行動・避難所での過ごし方までを避難行動の射程に入れる——これが今回の「自助リハ」ならではのアプローチです。
被災時に起こりうる状況をリアルに再現した形での防災リハーサルに挑戦しました。
【Phase1】の会場は、シーサイドライン「南部市場駅」から徒歩10分の場所にある「ブランチ横浜南部市場 海辺広場」。週末に買い物を楽しむお客さんで賑わう広場で、防災に向けた日頃からの備えを呼びかけるワークショップを多数実施しました。
正午の「発災」と同時に【Phase2】がスタート。
会場に集まった一般参加者とともに取り組んだのは、横浜市立大学 金研究室が研究・開発を行う避難誘導アプリ「ココイコ」を用いた避難シミュレーションです。
今回は、「ブランチ横浜南部市場 海辺広場」を被災場所、「Landport横浜杉田」を避難場所として設定しました。
参加者はスマートフォンでQRコードを読み込み「ココイコ」を起動させ、年齢や属性、配慮事項(障がいの有無や車イス移動の有無など)を入力。
するとアプリが最寄りの避難場所と安全な避難経路を提示し、参加者全員でその道のり約1.5kmを歩きました。
一般参加者・研究室の学生・運営者の間で改善に向けた対話も活発に交わされました。
スマートフォン画面での経路表示の見やすさや、現実の道のりとアプリ上の表示との差異など、一緒に歩くからこそ気づけた点が話題にのぼりました。
アプリに対する気づきにとどまらず、「実際の被災時には歩かず走るのでは」「緊急時に信号は機能しているのか」など、避難行動そのものへの問いも次々と生まれました。
今回の避難所として設定した「Landport横浜杉田」は、IHIと野村不動産が共同で開発した大型物流拠点です。
金沢区昭和町で2025年にオープンした本拠点は、金沢区の津波避難施設として登録されており、防災の拠点としての機能も担っています。
【Phase3】では、「Landport横浜杉田」での避難所生活を想定した企画が並びました。
セミナー後は、避難所での食事を味わう時間へ。
【Phase1】で炊いたご飯、常温水を注いだカップラーメン(水の量は通常の約半量)、「じゃがりこ」と常温水で作るポテトサラダの3品を用意。
知恵を絞れば非常時の食卓を豊かにできる。
そのことを、参加者全員で食を囲みながら共有できました。
名称 第2回 自助リハ 〜つながりを“体験”で確かめる防災リハーサル〜
日時 2026年3月29日(日) 10:00〜15:00
場所 ブランチ横浜南部市場 海辺広場 / Landport横浜杉田
協賛 ウエノクリーニング株式会社、鹿島地所株式会社、株式会社BeeTalk、インカムジャパン株式会社、おにもち(株式会社vitom)
協力 ブランチ横浜南部市場、協同組合 横浜南部市場共栄会、Landport横浜杉田、横浜市立大学 理学部 生命ナノシステム科学研究科 物質システム科学専攻 金研究室、横浜金沢キッチンカー協会
主催 金沢区自助連絡協議会
TEL:045-782-5243
FAX:045-782-7999
MAIL:info@jijyokana.jp
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